kodomotachi-doshiteru’s diary

実子誘拐被害者の雄叫び

第1回口頭弁論

今週は、第1回口頭弁論がありました。その中身をお話します。

 

法廷前に貼ってある紙(本日の予定)には、
同じ時間帯に2つの事件が書かれてました。
まさかの2事件まとめての開催。何じゃそりゃ?って感じです。

 

もう1組の事件が先に開催。
我々の関係者は、全員、傍聴人状態。
双方、代理人弁護士1人ずつの出廷でした。
淡々と書面の確認をして終わりました。
所要時間は10分弱くらいかな。
おそらく、法曹界のプロの方々ばかりで、
すんなり終わるから先に終わらせたのでしょう。

 

こちらは、素人の私が居る事で所要時間は20分ほど。
まぁ、当初の予定はこちらも10分だったのでしょうね。

 

内容は
①訴状の確認(出ている事の確認だけ、中身には触れず)
答弁書の確認(出ている事の確認だけ、中身には触れず)
③原告側、証拠の原本確認
④被告側、証拠の原本確認
でした。

 

そりゃ、代理人がいれば当事者は居なくても成立しますね。

 

で、私は④でつまづきました。

 

先ず、1つ目が、「原本」「写し」の認識の相違。
私は、書面に付けたものが原本か写しかを区別していましたが、
期日で原本を持ってきたものは、証拠説明書に「原本」と書くのだそうです。
 #そんなん知らんがな~。どっかに書いてあったのかな?
あとは電子データの扱い。

(デジカメの写真を印刷したもの、音声をCDに焼いたもの)

私は、
 「原本」ならデータファイル提出(例えばCD…中身はデータ)、
 「写し」なら出力結果(例えば写真プリント…データそのものではない)
なのか迷っていましたが、
裁判官もあまり良く分かっていなかった様子で、思いっきり言葉を濁してました。
この場は「写し」に統一となりました。
 #まぁ、裁判所もいい加減なところですね。調停の時にも同じように思いましたが。

 

2つ目が、原本をテンポよくどんどん出さなきゃいけないところ、
私は、どれだっけ~と手際が悪い状態でした。
結局は、どの資料が第?号証か
付箋などですぐに分かるようにしておくのが良いみたいでした。
私はとりあえず原本をもって行っただけ。
被告側の原本確認は次回に持ち越し。

 

そういう進め方、時間配分とか分かっていればねー。
書記官に事前に電話で、進め方とか聞いたのですが、
実際に教えてもらったのは
 「少し早めに来て、出頭カードに記入してください」
 「原本を持って来て下さい」
の2点だけでした。
素人には優しくないというか、お役所仕事ですね。

 

とまぁ、いろんな意味で「所詮、その程度」という事は分かりました。
お蔭様で私の緊張は皆無。
しかも、1回が10分とか、スピード感は皆無。
そりゃ、1年、2年かかりますわ。
一般企業の感覚からしたらありえない怠慢ぶりですね。
彼らは頑張ろうが何しようが給料は変わらない公務員。
自分がかわいくて、楽したいだけなんでしょうね。
判決の内容だって、自分に矛先が向かないなら何だってかまわない。
これが彼らの本音だと思います。
この1回の期日だけで、訴追請求を出すであろう自分が見えてきました。